ゴーヤの育て方


種からの育て方

今年のゴーヤカーテン作りは種からのものがたりにしませんか!

 流山市の委託を受けて、毎年5月に配布していますゴーヤの苗・種は今年 も配布します。苗2株で足りない世帯は、 種からの育苗をお奨めします。 種は1袋に8粒入っています。 8粒全部芽が出ると8株になります。 まだ必要な世帯には必要袋数差し上げます。 多めに植えて、葉の茂ったゴーヤカーテン を作り,涼しい夏ををお過ごしください。 種の品質は「願寿」(がんじゅ)です。育てやすく、実を良くつけます。 種からの育苗は簡単に誰にでも出来ます。 温度が25℃を超えると芽が出やすくなります。5月中旬ごろ種を植えて 育てると8月に入って青々したゴーヤカーテンが見られます。 残暑が厳しいこの頃、少し遅めの方がいいように思われます。

 小学校4年生児童に種から苗を 育ててもらいました。(右写真)
 準備するものは牛乳パックと培養土です。 牛乳パックの上半分を切り、底に 穴をあけ、培養土を入れて水で湿 らせます。前日種を水に浸します。 その種を翌日、牛乳パックの土に 3粒程植えます。3週間から1ケ 月で勢いの良い苗になります。 本葉が2枚以上になれば苗を土づ くりしたプランターに定植します。定植後葉が8〜10枚になれば親づる の先を摘芯(切る)してください。摘芯後、子づるが出来ます。 子づるを伸ばし、ネットに誘引して葉が茂ったゴーヤカーテンになります。 種から育てて、お子様の理科の観察になります。優しい環境行動にもつな がり夏を涼しく過ごせます。収穫したゴーヤの実は美味しく食べられます。 ご一家でお楽しみください。


苗からの育て方

プランター栽培によるゴーヤの育て方をご説明します。
1、プランターの内容量とゴーヤ苗の目安
 苗1本につき、27リットル(幅50×奥行34×高さ26.3cm)のプランターがお勧め。 ゴーヤは、成長とともに根の張りが旺盛になるので最終的には 27リットルプランター全体に根を張ります。苗2本植えでは根が喧嘩し、 枯れる時期が早まる可能性もあるので注意!
 また、家屋窓が1間の場合は4個、2間の場合は7個の設置で十分なカーテンをつくることができます。
2、使用する土
 ホームセンターで販売している14リットル入の培養土を用意します。
(27リットルのプランター1つで2袋使用します。)
3、肥料について
 苗の植え付ける前に培養土に
1) 鶏糞:移植ごて(小型)約4杯
2) 堆肥:移植ごて(小型)約4杯
3) 化成肥料:移植ごて(小型)約2杯
4) ようりん:移植ごて(小型)約1杯
を加えてよくかき混ぜます。
3)・4)の代わりに高度化成2杯でもOK!  昨年の土を再び使用する場合は、半分に留め使用する土に 「苦土石灰」移植ごて(小型)3杯を加え中和しておくと良いでしょう。
4、定植後の苗の管理
 本葉が8〜10枚で親蔓を摘芯します。 水やりは、朝・夕方の2回必要。猛暑の場合は、昼の水やりも欠かさずに。 2週間に一度、ハイポネックスを加え水やりをすると効果的です。 4週間に一度は、化成肥料のばら撒き《移植ごて(小型)約1杯》をしてあげましょう。 ネットの隙間へ蔓の誘導をするのも忘れずに!
5、収穫および来年度の種
 ゴーヤは、うまく栽培すれば1本の苗から30本以上収穫できます。
来年度栽培のための種の収穫は、実が熟し赤くなり割れてから!
6、品種
 いろいろありますが、「サカタの願寿」がお勧めです。
プランターへの苗の植え付けは、5月下旬〜6月上旬までに 実施することで7月〜9月までにはゴーヤカーテンが出来上がります!



「ゴーヤカーテン育て方・楽しみ方ハンドブック」のダウンロードは こちら をクリック

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